@article{oai:yasuda-u.repo.nii.ac.jp:00000633, author = {青木, 克仁 and Aoki, Katsuhito}, issue = {51}, journal = {安田学術研究論集, Journal of Yasuda Women's University}, month = {Mar}, note = {国家による「文化統制」も市場による「文化産業」もどちらも民衆の間から「文化」が自生していく力を奪い、受動的な無力な存在にしてしまう。戦前・戦中の「文化統制」の歴史に加え、戦後の経済偏重の「ハコモノ」行政、と「市場」任せの「消費文化」と「文化産業」の隆盛、その挙句の果てに、「儲かる文化」という視野狭窄に陥っていることを見事に示している「クールジャパン」政策が登場する。これらのどれもが、「生活」の中から「様式」として「文化」が自生していく力を奪ってしまっている。文化政策の基本理念は、「文化権(Culture right)」ということにあり、これは人間が文化的環境で生きることを「人権」として認めるということである。本論考では、「文化権」が、人間の生まれながらの権利とまで言われるのは何故なのかを論究し、憲法第25条が謳う「健康で文化的」は「人間らしさ」の条件であることを示す。}, pages = {9--16}, title = {文化権擁護のために}, year = {2023}, yomi = {アオキ, カツヒト} }