@article{oai:yasuda-u.repo.nii.ac.jp:00000617, author = {井上, 典子 and Inoue, Noriko}, issue = {50}, journal = {安田女子大学紀要, Journal of Yasuda Women's University}, month = {Feb}, note = {指尖容積脈波の2次微分波形である加速度脈波(SDPTG)は、加齢の影響や循環動態を評価する指標として活用されている。SDPTGの収縮期前方成分であるb/aは左室駆出圧波に起因し、収縮期後方成分であるd/aは駆出圧波が血管系を伝わり血管の分岐部などで反射し中枢の血圧を増幅する反射圧波の影響を見ている。加齢に従いb/aは増高しd/aは低下する。ミクロアルブミン尿は腎障害のみならず心血管疾患の危険因子といわれている。本研究では健診受診者を対象に、b/aおよびd/aとミクロアルブミン尿の関連を検討した。d/aは男女ともミクロアルブミン尿を認めない者に比し認める者で有意に低下していた。特に女性では正常血圧や正常耐糖能においてもb/aが増高した者やd/aが低下した者はミクロアルブミン尿の検出率が高かった。多変量解析では、男女ともにd/aは有意なミクロアルブミン尿の関連因子であった。心血管疾患等の臓器障害の早期発見や予防にSDPTGは有用であることが示唆された。}, pages = {303--310}, title = {加速度脈波(SDPTG)とミクロアルブミン尿の関連}, year = {2022}, yomi = {イノウエ, ノリコ} }