@article{oai:yasuda-u.repo.nii.ac.jp:00000603, author = {長友, 洋喜 and Nagatomo, Hiroki}, issue = {50}, journal = {安田女子大学紀要, Journal of Yasuda Women's University}, month = {Feb}, note = {学校音楽科教育では「指導要素」と「指導法」とを明確に区別することが重要である。しかし実際には、「指導法」の根底にある「指導要素」に無自覚であるがゆえに、音楽科教育の現場に混乱が生じることもある。以上の混乱を避けるため、多様な「指導法」を、「指導要素」によって体系的に理解することが必要となる。  そこで本稿では、フレデリック・フスラーの「発声訓練教師」に関する思想を分析した。フスラーによれば「音声生理学の知識」は、教師の個人的な「流儀」による感覚的な指導を体系化するために必要であった。「発声訓練教師」は発声器官の全体性を把握し、効果的な発声訓練を実現する目的の下に生理学的知識を使用するべきであると主張されていた。  以上のフスラーの思想は、学校音楽科教育の現場を、教員の数だけ「指導法」の林立する混乱の場所ではなく、「指導要素」によって「指導法」を体系化しうる場所とするための一助となるであろう。}, pages = {191--200}, title = {フレデリック・フスラーの思想における「発声訓練教師」 ‐ 学校音楽科教育における「指導要素」と「指導法」の違いに関連して‐}, year = {2022}, yomi = {ナガトモ, ヒロキ} }