@article{oai:yasuda-u.repo.nii.ac.jp:00000590, author = {赤瀬川, 修 and Akasegawa, Osamu}, issue = {50}, journal = {安田女子大学紀要, Journal of Yasuda Women's University}, month = {Feb}, note = {ヤングケアラーに関する4つの調査研究をもとに、「精神疾患の親をもつ子ども」と「就学前の子ども」の家庭内におけるケアの実態について把握した上で、「ヤングケアラーの支援に向けた福祉・介護・医療・教育の連携プロジェクトチーム」のとりまとめ報告で示された「厚生労働省・文部科学省として今後取り組むべき施策について」の検討を行った。 すべての調査において、親(とくに母親)の精神疾患を理由として家庭でケアを担う子どもが多いことが示されていた。就学前の子どもを対象とした調査は行われておらず、実態把握には至っていなかった。また、国の施策方針では、精神疾患の親をもつ子ども、就学前の子どもの独自性を考慮した支援策は示されていなかった。精神疾患の親をもつ子どもには、発見の難しさ、支援の長期化、医療・保健・福祉・教育の包括的支援が必要であること等の特徴があり、就学前の子どもには発見の困難さなどの特徴がある。これらの独自性を考慮した発見・支援マニュアルの策定および支援システムの整備が、今後の課題である。}, pages = {83--92}, title = {本邦におけるヤングケアラー施策の課題 ―精神疾患の親をもつ子どもおよび就学前の子どもに着目して―}, year = {2022}, yomi = {アカセガワ, オサム} }