@article{oai:yasuda-u.repo.nii.ac.jp:00000511, author = {川畑, 公平 and 稲垣, 昌宣 and 西, 博行 and Kawabata, Kohei and Inagaki, Masanori and Nishi, Hiroyuki}, issue = {48}, journal = {安田女子大学紀要, Journal of Yasuda Women's University}, month = {Feb}, note = {近年、世界各地の河川や湖沼等の水環境中から医薬品を検出した事例が数多く報告されている。それに伴い、医薬品の生態系への影響や環境中での挙動が注目されているが、多くの医薬品において、知見に乏しいのが現状である。本研究では、解熱鎮痛剤であるスリンダクについて、水生生物に対する影響が紫外線照射により変化するかについて、ISO11348-1に準拠した生態毒性試験により検討した。すなわち、スリンダク、紫外線(主波長302 nm)を照射したスリンダクおよびスリンダク光分解物の水溶液を海洋発光細菌V. fischeriに暴露し、発光の減少量から毒性の大小を評価した。その結果、紫外線を照射することでスリンダクの毒性は有意に増強し、それには生成した光分解物であるスリンダクのtrans体が大きく寄与することが明らかとなった。今回の結果より、医薬品の環境リスクアセスメントを行う上で、親化合物だけでなくその環境下での分解物についても評価が必要であることが示唆された。}, pages = {331--338}, title = {光異性化反応によるスリンダクの生態毒性の増強}, year = {2020}, yomi = {カワバタ, コウヘイ and イナガキ, マサノリ and ニシ, ヒロユキ} }