@article{oai:yasuda-u.repo.nii.ac.jp:00000484, author = {永田, 彰子 and Nagata, Akiko}, issue = {48}, journal = {安田女子大学紀要, Journal of Yasuda Women's University}, month = {Feb}, note = {本稿では、Erikson理論におけるジェネラティヴィティに着目し、自己や他者への関わりの在り方について検討した。特にジェネラティヴィティに関する質的研究として注目されているジェネラティヴィティ・ステイタスについて、これまでのErikson理論にかかわる先行研究や他領域で示唆されている視点と比較し論じた。  これまでの示唆された視点を概観すると、成人期における危機的状況への取り組みにおいて自己及び他者、両者への“ケア”の存在が確認された。さらに、“ケア”を通して他者にコミットすること自体が“ケア”対象の変化や拡大を生み、そのプロセスの中で“ケア”する自己自身の自己変革をもたらす可能性を指摘した。つまり、ジェネラティヴィティ・ステイタスは、“ケア”対象の変化や拡大の結果、ステイタスが変化する場合があると考えられた。今後はステイタスに至るプロセスを質的、縦断的に検討することにより、ジェネラティヴィティの発達変容の可能性を明らかにすることが求められる。}, pages = {67--76}, title = {成人期におけるジェネラティヴィティの発達変容に関する試論}, year = {2020}, yomi = {ナガタ, アキコ} }