@article{oai:yasuda-u.repo.nii.ac.jp:00000454, author = {楠, 幹江 and Kusunoki, Mikie}, issue = {47}, journal = {安田女子大学紀要, Journal of Yasuda Women's University}, month = {Feb}, note = {公衆の教育を主たる目的とするシカゴ万国博覧会において、エレン・スワロー・リチャーズとメアリー・スティーヴンソン・カサットは、女性達への自立の啓蒙を行うために、メッセージを発信した。リチャーズは、健康な生活を科学的な手法で推進するための女性の役割を、ランフォード・キッチンという具体的な展示で示した。カサットは、新しい女性の生き方を女性館の壁画を製作するという手段で提示した。わずか2歳しか違わない2人の女性の生き方は、女性解放運動という流れの中では、異なった路線を歩んだ(リチャーズは、男女分離主義に反対する家庭派フェミニストであり、カサットは、女権拡張を主張するフェミニストであった)が、リチャーズは、家政学を確立し、カサットは女流画家の活躍の道筋を開いた。主義・主張は異なっていたが、2人は、女性の自立という点では、同じ方向を向いていた。}, pages = {211--218}, title = {シカゴ万国博覧会における二人の女性:Ellen Swallow Richards&Mary Stevenson Cassatt}, year = {2019}, yomi = {クスノキ, ミキエ} }